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発達障害の方が気持ちよく働くための、ランチタイムの過ごし方
企業等で働くと疲れた合間の至福の時間の一つがランチタイム(昼休憩)だと思います。
人により過ごし方はそれぞれですが、できれば仕事の大変なこと嫌なことを忘れ午後からの仕事に気持ちを切り替え取り組める時間にしたいものです。
それでも発達障害の方にとっては仕事と違い見通しがつけにくく、戸惑ってしまう時間でもあります。
私の経験でブライトから就職された方に、ランチタイムの過ごし方のアイディアを伝えたことがあります。
その方は、一人の時間が好きで、他の皆さんと長くいると気が休まらない特性がありました。
しかし働くうえでは会社での人間関係が必要ですので、関わりをうまく行い、自分の時間をつくることを目的としています。
①昼食を食べるときは、会社の同僚に誘われれば一緒に食べる。食事はうれしそうに食べる。
(これが大切です、笑顔であれば雰囲気はよくなります。)
②食べ終わったらトイレに行く。トイレに行きたくなくても席を立つ口実です。
③そのままタイマーを掛け散歩をする。雨の日は読書をする。タイマーは仕事に遅れないためです。
④ベンチがあれば休む。
上記は何も特別なことではないですが、ランチタイムに見通しを持ち過ごすために必要なこととしてアドバイスをしました。当然、会社にはランチタイムは一人で過ごす時間が欲しいということは伝えて取り組んでいます。
就職するためには仕事のスキル以外にも、上記のような会社での過ごし方、マナー、コミュニケーションなどが大切になります。ブライトではそういった部分にフォーカスをあてたカリキュラム等に取り組んでおりますのでぜひともお気軽にお問合せください。